チューニン苦
〜BOSS TU-2 レビュー〜


誰しも、まず最初にベースを持ったらすること・・・

それはチューニング。

調弦することから、ベーシストの道がはじまる。

で、そのための道具がチューナーである。

(そないエラソーに語るほどのモンやないけど)

ひとことチューナーといっても、

いろんなカタチ、デザイン、機能、価格のものが、

各メーカーから発売されている。

(何個か、持ってるしな〜)

まずこのチューナーという機械を世に出したのは、

(正確ではないかもしれへんけど)

Korg社と言われている。

チューナーが生まれる以前は、音叉と呼ばれる

金属棒を何かに叩き音=Aを鳴らして、

その音を、3弦=Aに合わせていた(はず?)。

あるいは、ピアノの音を基準に、合わせていた(はず?)。

とにかく、バンドサウンドが基本のベースだから、

このチューニングをしっかりしないと、とんでもないことになる。

どんなにテクがあっても・・・

だから、このチューニングは、基本の基本、

スパゲッティにオリーブオイルなのだ。

(ペペロンチーノが旨いな)

で、現在べえすやは、

BOSSのTU-2というチューナーを愛用している。

普通のチューナーは、ポータブルタイプのものが多いが、

TU-2は、ペダルタイプの床置き仕様である。

とくに優れた機能が売り!というより、

基本機能がしっかりしているライブ向けのチューナーである。

ペダル式というのは、

踏まないとバイパス(そのまま音が出る)し、

踏めばチューナーモードとなりミュートされるという方式だ。

ライブ中に、ちょっと恥ずかしいのは、

MCとかの合間に、

ベンベン〜?と

チューニングし直す音が出てしまうこと。

MCのジャマになるし、

長いことチューニングしていると、

ヘタなプレーヤーに見られてしまう(と思う)。

でも、TU-2のペダルを踏めば、

音を出さずに、(こっそり?)チューニング確認とか出来ちゃう。

これは、とても便利極まりない。

TU-2を使う前は、チューナーの前にボリュームペダルを付けて、

チューニングは、ボリュームペダルで音を消して、

やっていた。

このシステムの弱点・・・

配線とノイズ対策という意味では、

TU-2が、かなり優位なのだ。

耳にはっきり解るほど、

ボリュームペダルが特にノイジィだったが、

TU-2は、まず音の劣化がほとんどない(と思える)。

※アンプ直に比べると、多少音痩せはあると感じる。

AC電源を利用できる点も、

ステージでの電池切れの心配もなく安心。

そして、インジケーターが抜群に見やすい。

暗いステージでも、バッチリ光る見やすさだ。

このインジケーターの動き・・・

べえすやの最大のお気に入りの部分だったりする。

あまりに高性能?なチューナーの場合、

ちょっとの音の誤差を感知してしまうため、

インジケーターが”落ち着かない”動きを見せる。

これは、かなりイライラしてしまう。

「合ってるな・・・」と思っても、

すぐ微妙に揺れてしまうので、

永遠にチューニング作業が終わらない。

チューニングが、苦労のモトだったりするのだ。

もともと弦楽器は、正確なチューニングが出来ない楽器といわれている。

ならば、だいたい問題のないレベルで、割り切ってほしいのだ。

この割り切りが、TU-2の大好きなところ。

耳に解らないレベルの誤差は、気にせず、

ピタッ!とインジケーターは止まってくれる。

この安心感が、何より大事だと、べえすやは考える。

とてもアバウトな感じもしないでもないが、

演奏するとき、気持ちが大事なのと同じで、

安心感を持てるということは、何より変え難い。

ラックシステムに組み込まれたチューナーは別にすると、

BOSS TU-2は、最強のチューナーだと断言してしまおう。

※2005年の現時点では、断言は出来なくなってきている。

では、家とかでの練習でも、TU-2を使っているか?

否である。

(もし何個かあったら、使っているけど^^;)

べえすやは、ポータブルのBOSS TU-8という、

もうひとつのチューナーを使っている。

ベースモードが付いていて、たとえジャックを差し込まなくても、

マイクから音を拾ってチューニングできるのが便利なのだ。

(TU-2は、ジャックを入れないとチューニングできへんもんね)

ライブと家は、違うしね。

ということで、べえすやの使っているチューナーを紹介させてもらった。

チューニングという作業は、ベースを弾きつづける限り、

永遠に続く作業である。

できれば、楽して、気持ち良く、

そんな日々を過ごしてゆきたいと願うべえすやである。



TU-2関連
http://www.roland.co.jp/BOSS/


今日も、チューニングから歩き出す、ベースマンの道・・・

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