3弦開放運動
〜親指ポジション3〜
書かねば〜と思い、ちょうどBASS-BBSで
ミュートの話題が出たので、
勢いつけて書いてしまおうと思う。
右手のフォーム第三弾である。
(そや、今、親はどこにおるんや?)
何故書かねば〜って思ったかというと、
弾き始めた当初より、大分と家族の事情が変わってきたからだ。
家族というのは、右手の指のことだけど、
超初心者の頃は、親指はピックアップの上にずっと置くものと
思っていた。
でも、弾き始めると、そうでもないらしいことを知り、
とくにフォームを決めずに、
勝手に弾きやすいカタチを無意識に取るようになっていった。
そして、現在のフォームはというと・・・
3、4弦を弾く時は、親指はピックアップの上にいることが多いのだが、
しっかり乗せているというより、
ちょこっと腰掛けているといった感じになっている。
そして、2弦の時は、やはりちょこっと4弦にいて、
1弦の時も、そのまま4弦に腰掛けているカタチ・・・
この、”ちょこっと”という感覚が、
弾き始めた当初と、大きく違ってきているのだ。
では何故”ちょこっと”なのか?
それは、ピックアップ上→4弦上、
4弦上→ピックアップへの、
移動を、すばやくスムーズにするために他ならない。
いつのまにか、この移動を感覚的に出来るようになっていたのだ。
(ちょっとは進歩しとんのやね)
BBSでも、書いたが、
ここでひとつ疑問が出てきた。
2,3,4弦を弾く時、けっこうミュートは上手くいっているのだが、
1弦を弾く時だけ、3弦を開放状態にしてしまっていることだ。
このとき、親指は4弦上にあり、
2弦は、アポヤンド奏法によりミュートすることになる。
3弦だけが、開放のままなのだ。
つまり共振を起こし易い状態となっている。
多弦ベースプレーヤーで、1弦を弾く時に、
親指を3弦上に移動させるやり方もあると聞く。
つまり、右手の指の開きを、常に一定に保つというスタイルだ。
このやり方は、いつも均一のチカラで、バランスの良い音が出る感じ・・・
だが、またまたこれも、問題がある。
弦飛び奏法に向かないのだ。
ベースを弾いていると、よく装飾的に、
オクターブ上の音を入れることがある。
その時、弦をまたいで音を出すわけだが、
先ほどのスタイルだと、ものすごく弾き難いカタチとなってくる。
う〜二律背反というか・・・
で、べえすやは、やはり1弦の時も、
親指は4弦上!ということにしている。
ベース職人さんに聞いても、
「3弦の倍音は、気にしなくてよいよ〜」
という話を聞いたので、
今は安心しているのだが。
まあ、また進化するかもしれない。
今は、とりあえずゴーインではあるが、
3弦開放中〜!なんである。
いずれにしても、大事なのは、
親指を軽く”ちょこっと”固定させていることにポイントがある!ということ。
このことによって、素早いフィンガリングが可能になるのでは、ないだろうか。
もちろん、指のタッチの深さも絡み合うが・・・
(まだ、そのへんは自信がないのんやね)
まずは、親の居場所の再確認と、
ちょっと進歩している気分でいる、
べえすやの現状報告であった。
軽やかに・・・歩み出したベースマンへの道は、ヘビィ?・・・
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