〜親指のポジション〜
第二回目にして、いきなり指のフォームの話となっているが、
本来は先に演奏姿勢からであろう。
(どの教則本でも、そうである。)
が、ここはあえて姿勢にこだわらずに、
まずはベースという楽器に馴染むことが大事と考える。
(どうせすぐ後述する^^;)
ベースを弾き始める当初は、正しい姿勢もへったくれもないと思うのだ。
大体が、慣れない両指先を確めつつ、
弦や指盤を見てしまうのが自然で、
どうしてもウツムキ姿勢になってしまうものだ。
クセがつく?なーんてことは、全く心配ない。
直せないクセがつくには、長い時間(数年?)要する。
大丈夫、大丈夫。
で、この項のテーマである指のポジションであるが、
指弾き(ツーフィンガー)の場合は、
右手はフロントピックアップに親指を乗せて、
支えにするのが、やはり安定して弾きやすいだろう。
曲やフレーズを覚えてゆくと、
自然と、支えであった親指は、単にガイドとなり、
そのうち特に乗せなくても安定して弾けるようになるだろう。
(これには、やはり時間を要する。)
左手は、ちょっと意識してネックの裏に親指を置く方が、
キツイかもしれないが、いいかもしれない。
これも自然とそのうち、そうなる。
ポイントとしては、
ベース本体を、ややヘッド側を上に起こして弾く方が、
右手の人差し指、中指の長さの違いからくる
タッチの差が整って良いと思う。
大体45度ぐらい傾けるつもりでいいだろう。
ちなみに、ここでの話は、指弾き(ツーフィンガー)をメインにしているが、
ピック弾きの場合は、(ピックと弦との当たり方的に)
ボディはちょっと寝かせ、水平気味に構えても良いと思う。
指弾きに比べて、ピック弾きの方が、
右手が痛くない分?楽かもしれない。
ただ、出来れば指弾きから入って行った方が、
後々楽なように思われる。
ピック弾きだけやっていたクセだけは、
なかなか取れないという話はよく聞く。
2006/1/4 SU*
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