〜ネックの反リ〜
寝苦しい梅雨時期にかけて「ローズ寝苦」としたが、
「ローズネッ苦」にした方が良かったかもしれない・・・まあ、いい。
ネックは季節や環境、時間帯において、
微妙に動いているものである。
春夏は、順ゾリ。
秋冬は、逆ゾリ。
リハに比べて、本番は順ゾリ。
朝に比べて、夜は逆ゾリ。
な傾向があるようにも思う。
(ただし、演奏上で支障のあるほどの反りではない。若干程度だ。)
木材だから、これは仕方が無い。
動くものとし、いかに付き合い、メンテをしてゆくか?が
大事なように思う。
ネックのメンテに関しては、専門家にお任せしている。
ネックを治すというのは、たんに反りを治すということではなく、
ネックのねじれも含め、
オクターブチューニング、弦高等、ベース全体に関わってくることだし、
ハードな知識のない初心者は、触らない方が安全。
購入した楽器屋さんに持ち込み、チェック&メンテしてもらおう。
プレイアビリティが激変することも多々あるのだ。
ちなみに、よく論議となる「弾き終わったら、弦を緩める?緩めない?」に関しては、
緩めない!だ。
比較的、日々触っているし、
頻繁に、弦を緩めて、ネックを動かす(張力が変わる)方が、
ネックには悪影響があるのではないかとも思う。
反りに強いネックは、木材の切り方まで考えてあるので、
きちんとチューニングされている状態をベストとしており、
緩めてしまうと逆ゾリしてしまうこともあるようにも思う。
ただし、ブランドや機種によっては、弦を張り続けていると、
確かに反ってしまうものもあり、断定は出来ない。
ただ、ケースごとクルマにつんで、ガタゴト移動する場合は、
緩めた方がいい。
何かのショックで、ネックにすごい負担がかかる恐れがある。
あと、長期間弾かない場合も、緩めておく方が良いと思う。
緩める際には、ベロベロにしない方が良い。
弦のバランスも考えて、
チューナーを使いながら、各弦1〜2音づつ下げて緩める。
まあ、これは気持ちだけのコダワリかもしれない。
2006/1/6 SU*
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