「 熱いパーカッションのように 」
いつも手の届くところにベースを置いている。
ちょっとした時間があれば、触っていたいからである。
で、特に何かを弾こうという意識もないまま、
ベースを抱えると、まず最初に・・・
そう、最近はスラップ音を出してしまうのだ。
3弦5〜7フレットをハンマリングして、4弦開放E音・・・
これって、ちょっとクセになっている。
あと、意識もなく気持ちイイのが、
4弦E音だけで、
右手サムピング開放音〜左手叩きゴーストノート〜普通のゴーストノート
を、パーカッションのように弾く(叩く?)というもの。
不思議なもので、
日常的にスラップがクセになってくると、
自然とフォームも安定してくるし、出音も良くなってくる(ような気がする)。
瞬間的ではあるが、今までCDで聞いていて、
到底ムリと思っていたフレーズや
音のニュアンスが出てきたりしてくる。
なんか不思議。
ギタリストのペンタ的手グセは、時にイヤらしく聞こえてくるが、
ベーシストの手グセって、パーカッション的な音(ゴーストノート)が多いし、
とてもニュアンスがあって大好き。
パーカッションの人が叩きながら熱くノッテくる気分がわかる感じなのだ。
そういう意味では、弾くというより叩く気分なスラップって、
ベースはリズム隊だなあ〜
とストレートに再確認できる奏法だ。
音楽がどこからか流れてきて、自然に足先でリズムをとっていたりする時、
ボクの右手親指は、無意識に太ももを叩いていたりしている。
そんな自分に苦笑いするこの頃・・・
2003/3/27 べえすや
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