「 ビート上のコトバ 」
ずっと、こっそりと?ギモンに感じていることがある。
はたしてバンドのライブで、
どれだけ歌詞が聞こえているのだろうか?って。
正直、聞こえてきて残るのは、
歌詞の断片である”フレーズ”ぐらいじゃないか?って。
演奏している側は、その曲の内容を知っていて、
その気持ちを伝えようとしているけど、
はたしてどこまで理解されているのかな?って。
ギター一本の弾き語りや、
アカペラとかだと、もうちょっとコトバが届いてきたりもする。
でも、音量の大きいバンド体制とかだと、
シンプルなフレーズぐらいしか聞き取れないことは多いし、
まして、複雑なストーリーは理解できないように思う。
結論は出ている。
音楽は、”解る”ものではなく”感じる”もの。
ということ。
もちろんコトバにとても敏感な人も多いし、
そんな人は歌詞がすごくいっぱいカラダに入ってきて、感じるんだと思う。
自分はどうかというと・・・やはり、コトバよりはノリ人間ではないかと・・・
良し悪しではなく、そうやって育ってきてしまったから、
まあショウガナイのかもな・・・と。
ビートに乗ったコトバは、意味を超えて、感じる。
グッと届くものがある。
でも、あんまりコトバ自体の意味は関係なかったりする。
恥ずかしいけど、正直、そう感じる。
2003/08/09 べえすや
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