- ベース”そろそろ”トーク -



「 ニユーメキシコ革命 」


少し静か目のライブの予定が入り、

いつもの爆音の中で抜けの良いサウンド・トレードではなく、

初めて買った超安物ベース=メキシコフェンダージャズベースの、

抜けの柔らかさ(はっきり言って、悪さ)が

もしかしたら活きるのではないか?・・・と、思い立ち、

売る気もないし(売ってもしれてるし)、

ちょっと弾いてあげないと〜という気持ちもあって・・・

久しぶりにメキシコを手にする。

ホッタラカシにしてあったせいもあって、

かなり順ゾリしている様子。

弦も完全に死んでいる・・・

でも、音は柔らかく、

細いネックもけっこう弾きやすい。


できれば、このメキシコでチャレンジしたい。

このメキシコで、コーラスなどかけて鳴らしてみたい。


そう考えて、メンテに出すことにした。

久々にのぞく信頼感のあるベース専門店。

「なんとか良くならんものだろうか?」

と相談すると、

「う〜ん・・・」

とのすこし困惑した様子の店長さん。


まあ、もともと練習用だったし、超安物やし、

手を加えてもしょうがないか・・・と諦めムードが漂うが、

ネックの反りだけは直してもらおうと決意をして、細かい調整をしてもらう。

その様子を見ていて・・・何故かメキシコへの愛しさが出てきて・・・

「ピックアップを替えたら、激変します?」

と、訊ねてみると、

「そりゃ変わります!」

と、今度は自信たっぷりな店長さんのお声。

かなり悩んだ末に、ピックアップを交換することを大決意した。


フェンダーUSAのピックアップに交換!!


「音が気に入らなかったら、元に戻しますから。」

と自信たっぷりに言ってくれていた店長さん。

その場でサウンドチェックさせてもらうと、

あ〜ら不思議!

サウンド・トレードの抜けの良さまではいかないけど、

ファンダーらしいとても太くクリーンな柔らかい音に、激変しちゃったのだ。


回路まで全ていじると、

気になるノイズも解消されるらしい。

こうなったら、とことんこの超安物ベース本体が、

どこまで良い音になれるのか?という実験したい気持ちになってきた。

今回は、ピックアップ交換とネック調整に留まったが、

次回は、回路の方もイジッテもらおうと、またまた大大決意する。


・・・てなことで、アメリカを取り込んで、メキシコは変わった。

(おまけに、ノブもクラシックなタイプに替えてもらった!)

ちょいと見た目は、高級機種に見える。

静か目ライブで活かせるかどうかはわからないが、

もっと愛情を込めて、更新してゆこう。

さあ、ニューメキシコフェンダージャズベースのスタートだ。


2004/06/01 べえすや


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