- ベース”そろそろ”トーク -



「 越えた領域 」


バンドは、やっぱりボーカルが大事。

人は、人に一番興味があり、人の声のチカラは大きい。

だからこそ、ボーカルを活かすベースでなきゃ♪と思っている。

が、最近少し感じるトコがある。

ボーカルを活かすって、ボーカルが歌いやすいということだけでは、

ないのではないか?って。

一番気になってきているのが、

歌の間。

たとえば、AメロからBメロの間の部分。

ボーカルの気持ちに沿っているだけでは、

なぜか物足りなさを感じてしまうのだ。

かといって、テクだけ見せるような無意味なフィルインは、

好みではない。

やっぱり、その曲に裏に流れるもうひとつのメロディというか

(カウンターメロディ?)

ベースも、ボーカルとかコーラスの人の声みたいな意識で、

歌わないといけないのでは?なんて思うのだ。

さっき、アドリブなゴスペルのコーラスをしている映像を見た。

ひとりでは出てこない、相手がいて、

相手に合わせるだけではなく、自分を出してゆき、

それぞれに良い影響が広がって、音楽そのものが膨らんでゆく・・・

バンド=ひとりじゃない って、そんなトコが醍醐味なのかもしれない。

会話だね。

ハイハイと、合わせているだけでは、

なんにも面白くない。

相手の話をじっくり聞きながら、自分の意見も言って、

初めて会話って成り立つ。

ベースというポジションって、

まず自分からというより、相手を聞くところからスタートするって多いと思う。

だから合わせるのは、まず大事。

でも、合わせているだけでは越えてゆけない領域ってあると思う。

まだまだだわ。


2004/11/7 べえすや


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