ビートは、唄っているかい?
〜メトロノームが教えてくれるもの〜


誰かのカバー曲をバンドでやろう〜という時、

CDとかを一生懸命聞いたり、スコアを見たりして、

完コピはしなくても参考にはする・・・

というのが、通常パターンのように思う。

(意外な発見もあるし〜)

しかし、ことオリジナル曲のように、

全く参考になるベースラインがなかった時、どうするか?

これが、今イチバンのべえすやの悩みである。

(ちょっと悩みもレベルが上がったんかいな?)


まず、いろんな音楽ジャンルのパターンを基本に考えるとか?

(このへんが、最も弱いんや!)

ボサノバな感じとか、レゲエな感じとか・・・

そんなトコからみんな考えているんだろうか?

現時点で、基本を知らないべえすやの方式?を紹介すると・・・


第一段階 : まずは、サブのドラムスのつもりで、ビートを刻む。

オモテ・ビートで、ルート弾きが基本。

第二段階 : コード進行とか、曲のフィーリングがカラダに入ってきたら、

アタマはルートをKeepしつつ、2〜4拍目をスケール内で移動する。

第三段階 : コードのつなぎ音を作る。

(ほとんど手グセ的に^^;)

第四段階 : ゴーストノートや開放弦を利用できないか検討する。

同時に、音の強弱も変化させてみる。

第五段階 : ヘンになってきて、ボーカルやギタリストから怒られる(^^ゞ

(でも、直感は信じてんのや!)

第六段階 : ベースラインだけでも、ノリが出るフレーズを作る!

(これが、一番楽しい!)

第七段階 : 唄やギターの邪魔にならないようにしながら、

作ったフレーズを生かすように努力する。

第八段階 : あとは、ひたすら弾くのみ〜♪


自己分析するとこんな感じだ。

しかし、この段階がスムーズにはゆかないのがミソ(^^ゞ

だいたい、壁にぶち当たりオロオロしている。

そんな時に慰めてくれるのが、コレ↓


WittnerPiccolino(ウィットナー・ピッコリーノ)

超小型のメトロノームだ。

いつもクールにビート刻んでくれる。

一瞬、つれない素振りをしているようで、

黙って聞いていると、いろんなメロディーが聞こえてくる、

そばにいるだけで、触発を受けるような相方なのだ。

ベーシストにとって、メトロノーム・トレーニングの重要さを教えてくれる・・・

そして、トレーニングのみならず、オリジナルなベースラインの手助けもしてくれる。


けっこうベースラインで悩む時って、

曲のメロディーに影響を受けてしまっているコトが多い。

ボーカルの歌い方とか、ギターのリフとか・・・

前に、「音符を合わせるのではなく、息を合わせる・・・」

という話をしたけど、Best18参照

音符を合わせ過ぎると、ノリが減る?と最近思うのだ。

(ヘタなシーケンサーの方がマシや!)

同じビートをバンドとして息を合わせながら、

それぞれの楽器は、それぞれに唄っている〜♪

というのが、理想だと思うのだ。


そして、そんな気持ちに開放してくれるのが、

淡々とクリックを刻むメトロノーム!

原点に帰してくれて、改めてベースラインを見つめ直させてくれる。

そして、気付く・・・

ほとんどが、ベースラインの細かすぎ、音数が多すぎ・・・だと。


最近は、デジタル音源のとてもイイ音の出るリズムマシンとかがあって、

少し淋しげなメトロノーム界?ではあるが、

サンプリングではない、ナマのクリック音のスゴサを見直さなければいけないと、

べえすやは、熱く思う。

そして今夜も、Tak・Tak・Tak・・・



メトロノームの強力な指導のもと、ベースマンへの道はつづく・・・

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